威風堂々。著名人設計部分あり、和洋折衷建築にして昭和を代表する人物が宿泊し、平成の世に某アニメの舞台ともなった。
気品溢れる貴賓館
収まりきらない本館。
それまでにお邪魔したどこよりも、それは優美な廃墟だった。
※個人の感想です
では、昭和時代を代表する方々もお出でになった気品溢れる貴賓館へ。
やんごとなきお方も上がったと思われる階段。
「ものの価値」を理解できないDQNが手柄を立てようとした階段を粛々と上る。
気品溢るる部屋に着いた。
「ラブホっぽい風呂だよな!」と同行していたYOCHIに声を掛けたが、返事が無かった記憶の残る気品溢れる風呂。
窓枠、手摺、細かな所まで意匠が凝らされた貴賓館。
最上部より本館に目を向けると、そこは欧州の街並みの様だった。
所かわって本館へ。ここはフロント前で入口入ったすぐ。ちなみにパンフによれば5階との事。
フロントオフィス。やはり重厚。
そしてフロント。
フロント内部。
全編クライマックスみたいな当該物件の中でも一番の見どころ。
天井の絵は手書きだそうな。今ググって得た情報でウラは取ってないが。
ご堪能頂けたでしょうか。 まぁ写真がアレな感じなのでアレでしょうが。
赤いじゅうたんに緑の苔。
DQNと泥棒と廃墟マニアの共同作業により、わずか閉鎖より10年足らずでここまで荒れた。
中庭を望む。
・・・本当にこれを描きたかったのか。
階段付近。洒落ている。この辺は傷みが少ない。
天井の照明跡。 照明は持ち去られたとか聞いた。
建物が斜面に有る為、フロントが5階で下りた先は3階となる。
クラブうたげ 内部。 上層階に火事騒ぎの際に放水された水は下層階にも打撃を与えたようだ。
天井が落ちて何が何だか。
味処
「味処」 のメニュー。まあ、ホテルの格式から考えると安い方かと。
パンフによれば「下1階」。大浴場やゲームコーナーがあった。
大浴場 脱衣所
大浴場内
ゲームコーナー の一角
とある平均的な客室の一室
とある平均的な客室の一室
客室で利用できるルームサービスのおしながき
TEL総括 |
その昔、廃墟サイトの第一人者とか大御所とか言われていたお方をもってして
「今まで、行った廃墟の中でも最高峰物件です。」と、言わしめた物件。
由緒が正しく、規模も大きく、迷宮っぷりもなかなか、アニメのモデルになる、等々どれをとっても素晴らしい内容の逸品となっております。
しかし一方で、新聞に当該廃墟の荒れっぷりの記事が載った際にDQNの侵入と廃墟マニアの侵入が取沙汰された事もあります。
みなさん、慎みましょうね。
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