物件名
NM歯研
探索日
2005/5  
廃墟年齢
15年程
分類
会社
規模
中の小規模



人も車もそれなりに通る。決してさびれた場所にない。 そんな立地。






一転、夜は人も車もガクッと数を減らしてオーブが舞う。

そんな立地の廃業後15年の雄姿。







15年ほど経っていても、味もワビもサビも出ない。 そんな最近の建築物。






正攻法、正面突破(サイレントエントリー)







全弾撃ち尽くしかけたミサイルポッド。

床は男性向け娯楽雑誌が敷き詰めてある。 切り抜いてはいないが。







危険生物の群れを避け





害の無い生物を通り抜け






階段へと取り付く。





・・・何か、居る。

害は無さそうなので横を通過。






上層階に辿り着く。

いよいよ会社らしさが増してくる。


事務室、クリヤー。

OK、事務室クリヤー。




研修室、クリヤー。良いペースだ。

OK、研修室クリヤー。






クラウンブリッジ、クリヤー。

あ? クラウンブリッジ?クラウンブリッジって?

・・・・良いから復唱しろ。


了解。クラウンブリッジ、クリヤー。


クラウンブリッジって?



クラウンブリッジ」。 知らない人はググってみよう。






ググりましたか? では先へ。

これ以降、味方識別の合言葉は「クラウン」 「ブリッジ」です。



歯とか




歯とか




歯とか




歯とか





歯の台とか






義歯はいいが、義歯茎はちょっと。








サウンドカードの部屋があった。





サウンドブラスターでもカニのマークでも無かった。


よく見るとサンドブラスターだしね。



















r寮が併設されており、個室がいくつか有った。






寮の部屋。 モロ社内なので住み心地は良く無さそうだ。

自分だったらぞっとする。





会社内に浴室もある。

モロ社内なので落ち着いて入るのはちょっと。




  

                        米のストッカーとか、テレビとかの備品は15年以上のものと推察される。





寮のロッカールーム兼キッチン。重ねて言うがモロ社内なのでちょっと。










人生でもっとも数多くの歯を見た日で有りました。

そして、今では考えられない寮の位置でした。













TEL総括
義歯の会社だった物件でした。
3階建て、1階部分は倉庫っぽい作りで2〜3階に会社機能が集約しています。
寮の居住区も備えているので大きさの割には、そして会社と言う物件の割には盛りだくさんです。


義歯の会社としての歴史はそれなりに有している物件で、取引先には現役の、この業界では老舗の会社もありました。

なぜ廃業されたかは定かではありませんが、社長はかなり御高齢だった様子です。


作業場には夥しい数の義歯のサンプルで溢れかえり、半分開いている引出の中からも多数の義歯が
顔を除かしています。

歯恐怖症の人には到底耐える事の出来ない場所となっておりますが、近年は人為的な荒廃が進み、義歯も床に散らばっているとか。



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